dMag / 記事アーカイブ

Blu-rayの基礎知識

2008年に"Blu-ray vs HD DVD"の規格争いが集結し普及を始めたBlu-ray。 それから早7年が経ち、完全にDVDからBlu-rayに移行していくのかと思われ ていました。しかし、現状ではハード的にはBlu-rayレコーダーが普及してい ますが、ソフト的にはまだDVDとBlu-rayが混在している状況が続いています。 また、インターネットによる動画視聴も増えて、メディア自体があまり使用 されなくなってきました。 しかし、最近になって、映像のハイビジョン化により、徐々にBlu-rayが使われ る機会が増えて来ました。DVDではハイビジョン映像をそのまま記録することが できないからです。そこで、今回はBlu-rayにあまり馴染みがない方のために、 Blu-ray基礎的な知識をご紹介したいと思います。 ※下記で使われる再生互換性とは、どの機械でも再生がし易い場合は、 「再生互換性が高い」という使われ方になります。

<Blu-rayディスクの種類>

Blu-rayディスクには、次の6種類があります。 (後ろのカッコの中は、各々の容量を表記してあります) (1) BD-R (25GB) (2) BD-R DL (50GB) (3) BD-R XL (3層100GB、4層125GB) (4) BD-RE (25GB) (5) BD-RE DL (50GB) (6) BD-RE XL (3層100GB、4層125GB) 大きくは、BD-RとBD-REに分かれます。 各々の特徴は書きの通りです。 BD-R:1回書込のみ(書き換え不可)、再生互換性が高い BD-RE:書き換え可能、再生互換性はBD-Rより多少下がる また、BD-R XLまたはBD-RE XLと呼ばれる3層(4層もある)メディアは、 BDXLに対応したドライブではないと使用できないので、少し古い機器は 注意が必要です。

<Blu-rayの書込み規格>

Blu-rayへ映像を書き込む規格は、「BDMV」と「BDAV」の2つの形式が存在 します。 「BDMV」は、販売されている映画のブルーレイなどはBDMV形式になっています。 メニュー画面などをつけることが可能です。 「BDAV」は家庭用のブルーレイレコーダーで記録する方式になります。 BDMVの方が再生互換性が高いので、多くの人に配布する場合はBDAV形式よりも BDMV形式のブルーレイにするべきです。 BDMV形式のブルーレイを作成するためには、パソコンでブルーレイディスクを 作成するソフトを使って作成する必要があります。 ブルーレイレコーダーではBDAV形式の書込しかできません。再生互換性を高める ためには、BD-Rメディアに録画し、最後に「クローズ」や「ファイナライズ」と 呼ばれる「追記禁止処理」を行うと良いでしょう。

<Blu-rayは取り扱に注意>

Blu-rayはDVDに比べて記録面の保護層が強くなっているのですが、それ自体が薄いので、傷や汚れがつかないように取り扱いに注意してください。DVDやCDでは多少目に見える傷や汚れがあっても何とか読めていたものが、Blu-rayではエラーで読めなくなってしまいます。盤面(レーベル)面に硬いペンなどで書き込むことも避けた方が良いでしょう。

<最後に>

Blu-rayはDVDに比べると歴史が浅く、機器によって再生や録画にバラつきがあり、 不具合が出る傾向が見られます。どうしてもハイビジョン画質が必要な場合は、 Blu-rayを使用しなければなりませんが、そうでないならばDVDの方が再生互換性が 高くなります。ご利用用途によって使い分ける方が良いでしょう。