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テレフレについて
出来上がった映像をテレビで見てみたら、文字が切れてしまっている・・・。
そんな事態にならないよう、映像に文字(テロップ)を入れる際は、文字の位置に気を付けましょう。
テロップ(文字)の位置に気を付けよう!テレフレ・セーフティーゾーンとは?
お客様ご自身で動画を編集される際、テロップやタイトル、映画のようなエンドロール等、様々な『文字』を入れる機会があると思います。
その際にお気を付け頂きたいのが、この「セーフティーゾーン」通称“テレフレ”でございます。
普段、動画の編集で使用されているパソコンやiPad、その他スマートフォン等では、当然下の図1の様に画面の上下左右、100%全てが見えていると思います。
(図1:パソコンやスマートンフォンでは画面の上下左右100%が見えている)しかし、この編集した動画をDVDに変換し、ご自宅のTVや結婚式場で見てみると…(図2参照)?
(図2:テレビや結婚式場のスクリーンで文字が切れてしまう)この様に、外周が約10%~20%ほど切れて表示されてしまうのです。言い換えますと実際の80%~90%しか表示されません。
これは現行のTVモニター等が「オーバースキャン」と呼ばれる表示方式を採用しているため起こる現象です。
※パソコンモニター等はオーバースキャン方式ではない為、100%全てを表示する事が出来ています。
≪では、この様なテロップ切れを防ぐ為にはどうずればよいのか?≫
当然、編集の際にテロップの入力位置を80%~90%以内へ収めなければいけません。
動画編集をする際、多くの編集ソフトではこの「セーフティーゾーン(80%~90%)」をガイド表示させながら編集する事が出来ます(図3参照)。
(図3:編集ソフトの中にはガイドが表示できるものがあります)※外側のガイドラインが90%、内側のガイドラインが80%を表しています。
※ガイドラインの表示方法につきましては各編集ソフトにより異なります、またガイドラインの名称も各編集ソフトにより異なりますのでご注意下さい。「セーフマージン」「セーフゾーン」等。
この様に、ガイドラインを表示させながら編集する事により、TVで見た時に切れてしまわないよう、安全な範囲内にテロップを入力する事が可能です。(図4参照)
(図4:テレフレ内に文字が収まりました)近年のTVモニター等であれば表示できる範囲もかなり広がって来てはいますが、まだまだ表示範囲が狭いTVモニターや再生環境もあります。確実にテロップ切れを防ぐ為にも、念のため内側の80%以内に収める事をお奨め致します。
最後に、一部の編集ソフトでは、このセーフティーゾーンガイドラインが表示できないソフトもございます。
その場合はテロップが上下左右ギリギリに行きすぎない様、意識しながら編集をして頂く事になるのですが、ご心配であれば一度WEBからデータをお送り頂き、弊社スタッフが確認させて頂く事も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。