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マスターDVD・CDのディスクの種類について
DVDやCDには、「DVD-R」「DVD-RW」「CD-R」「CD-RW」などのように、様々な種類があります。DVDコピーやCDコピーのマスターとして適切な種類は何なのかをご紹介したいと思います。
メディアの種類には次のようなものがあります。
DVD-R/DVD-RW/DVD+R/DVD-RAM/etc…
CD-R/CD-RW/CD-ROM/etc..
と、沢山の種類があります。もちろん、それぞれ使用用途に特徴があるのですが
ズバリ…
DVDマスターには DVD-R(片面一層4.7GB)
CDマスターには CD-R(650MB~700MB)
を使用して下さい!
ポイントは、それぞれ付いている【-R】(マイナスアール)という部分です。
【-R】(マイナスアール)のメディア DVD-R・CD-Rは、「ファイナライズ処理」または「クローズ処理」をしっかり施せば中身のデータを変更・削除する事は出来ず、データを追記する事も出来ません。完全にロックされた「使い捨て」のような状態となります。
この形式が一番互換性が高く、外部のDVDデッキやパソコンでの動作も安心です。弊社でコピーを承る際の、マスター入稿もこの【-R】(マイナスアール)メディアでのご入稿を必須とさせて頂いております。
※全ての動作を保証する物ではありませんので予めご了承下さい。
メディアを購入されるのは、普通の量販店で全く問題ございませんが、できればお値段が高目のものをお選び頂いた方がエラーの確率は低いでしょう。
その際に、必ずパッケージを見て頂きDVDの後が【-R】(マイナスアール)になっているか?CDの後が【-R】(マイナスアール)になっているか?を確認して下さい。
パッケージがない場合、メディア自体の外周に下記のような刻印がある場合も多いのでチェックしてみて下さい。※しっかりDVD-Rと書いてあります。
(図1:DVD-Rの表記)更に、DVD-R・CD-Rには記録面(データ焼き込み面)の色にも特徴がありますので是非参考にしてみて下さい。
●DVD-Rの記録面はこのように、青紫色になっています。(図2参照)
深い紺色、茶~金のような色、また波紋のような柄が見える場合はDVD-Rではない可能性が高いのでご注意下さい。
(図2:DVD-Rの記録面)●CD-Rの裏面はこのように、エメラルドグリーン~水色になっています。(図3参照)
DVD同様、深い紺色などの場合はCD-Rではない可能性が高いのでご注意下さい。
(図3:CD-Rの記録面)≪ここで1ポイントアドバイス!≫
ここまでマスターメディアに使用するのは『DVD-R・CD-RであればOK』というお話をして来ましたが、、、DVD-RやCD-Rにもさらに種類があるのです。
- DVD-Rには「動画用(CPRM対応)」「データ用」
- CD-Rには「音楽用」「データ用」
どの種類を使えば良いのか・・・結論から申し上げますと DVDコピー・CDコピーのマスターとしてこの4種類(DVD-R×2種)(CD-R×2種)のメディアであれば、全てOKです。 画質や音質にも差はございません。
※ただし工場で大量に生産する「プレス」のマスターにする場合は、「動画用(CPRM対応)」「音楽用」は使用できません。
具体的には、著作権の問題やレコーダーの問題によりこのような種類分けがされているのですが、あくまで弊社へご入稿頂くマスターメディアに関しましては
- 著作権の発生しない内容(DVD-R、CD-R共)
- パソコンを使って作成(CD-R)
を前提としてご案内させて頂いておりますのでここでは詳しくは触れません。
その他、DVDには通常よりも容量(DVD-Rの倍の時間収録が可能)が大きい【2層式8.5GB】DVD-R DL/DVD+R DLが存在します。あまりお勧めはしませんが、弊社ではコピー受付も可能です。
また、どうしてもご入稿頂くマスターが DVD-R/CD-R 以外の形式になってします場合は、形式によりますが弊社でのマスター作成サービスもご利用頂けますので、是非お問合せ下さい。