初めてのゴープロ(GoPro)の選び方3つのポイント
2016/07/12
今巷で話題のゴープロ(GoPro)を(あくまで趣味の範囲で)これから初めて買おうと考えている方のために、ゴープロ(GoPro)の機種からどれを選べば良いのか、そのポイント見て行きたいと思います。
そもそもゴープロ(GoPro)って何?
まずゴープロ(GoPro)って何かご存知ですか?最近テレビを見ていると、バラエティ番組などでタレントが頭にカメラを付けてアクションシーンを撮影している場面を見かけると思います。あの頭に付けている小さいカメラがゴープロ(GoPro)です。
ゴープロ(GoPro)は「アクションカム」というジャンルのビデオカメラで、現在その分野では世界No.1のシェアを誇る商品です。アクションカムは、小型のビデオカメラで色々な場所に取り付け可能で、綺麗な映像を撮影することができるものです。サーフィンや自転車など主にスポーツ分野での撮影に威力を発揮し、プレーヤー目線の非常に臨場感のある映像を撮影できるのです。
ゴープロ(GoPro)の種類
現在ゴープロ(GoPro)には、全部で5種類の商品が販売されています。
(1) | GoPro HERO4 ブラックエディション | \60,760 | プロ向けのハイエンド機種 |
(2) | GoPro HERO4 Session | \56,160 | 新しいタイプのゴープロ(GoPro)で、従来より小型でそれ自体で防水 |
(3) | GoPro HERO4 シルバーエディション | \48,800 | (1)より多少画質は落ちるが液晶モニタが付いたバランスの良い機種 |
(4) | GoPro HERO+LCD | \42,210 | (5)にリモート操作機能と液晶モニタを付けた機種 |
(5) | GoPro HERO | \19,460 | 必要最低限だが十分なスペック。入門に最適。 |
※価格は2015年08月 Amazonから
使う用途は?
ゴープロ(GoPro)の機種選定にあたっては、「ゴープロ(GoPro)を何に使うのか」で決まってきます。もしもあなたが映像制作などに携わっているプロであるならば、迷うことなく(1)GoPro HERO4 ブラックエディションを選ぶべきでしょう。
しかし、個人的に趣味でゴープロ(GoPro)を買おうかと考えると、そこそこの値段がしますので、迷わずブラックエディションというわけにはいかないと思います。当然安い方が良いでしょう。
「それじゃ、(5)GoPro HEROで」と単純に決めてしまうのも、後から後悔する羽目になってしまいます。
そこで、どの機種にするのかを決めるポイントを3つご紹介します。
ポイント1:4kが必要か?
4kとは、横約4,000×縦約2,000という従来のハイビジョンの4倍の解像度を持つ映像のことです。
例えば4k対応テレビを持っていて、どうしても4k映像が撮影したい、ということであれば、4k対応である(1)GoProブラックか(2)シルバーエディションを選ぶ必要があります。
しかし、一般的なPCやTVで楽しむのであれば、4k対応は必ずしも必要ではないと思います。従来のフルハイビジョンでも十分綺麗な映像が見られます。そうすると、(5)GoPro HEROでもフルハイビジョンに対応しているので、候補に入ってきます。
ポイント2:あらゆるシーンで撮影したいのか?
次のポイントは、例えば暗い場所での撮影やスローモーションのシーンの撮影、カメラが回転する状況下での撮影など、あらゆるシーンでの撮影を想定するかどうかです。
もしも、そうしたあらゆるシーンでの撮影が必要な場合は、(1)ブラックエディションまたは(2)シルバーエディション、または(3)sessionが必要になります。
そうではなく、例えば「自転車に取り付けて撮影するだけ」など、特定の用途で撮影シーンが限られている場合は、(4)HERO+LCD または (5)HEROでも十分だと思います。
ポイント3:リモート操作が必要か?
ゴープロ(GoPro)は色々な場所に取り付けて撮影するので、必ずしもすぐに手が届く場所に取り付けられるとは限りません。例えば、ヘルメットに着けている場合は考えると、カメラは頭の上にあるので、カメラのボタンは見えない状態です。録画をスタートするには手探りで行うしかありません。こんな場合に、リモート操作ができれば手元で操作することができます。
ゴープロ(GoPro)はwifiまたはbluetoothでスマートフォンや専用装置と接続し、リモート操作することが可能です。ただし、(5)HEROだけはその機能がありません。
お薦めは?
上記のポイントを考えると、趣味でゴープロ(GoPro)を買うのであれば、(4)HERO+LCDで十分ではないかと思うのですが、(2)シルバーエディションの価格が下がっており、(4)HERO+LCDとの価格差が約6,000円なので、一番のお薦めは(2)GoPro HERO4 シルバーエディションということになります。
しかし、割りきって考えると、(5)HERO でも基本性能は十分なので、(5)HEROを買って、色々アクセサリーを充実させるというのも良いかと思います。
なぜGoProか?
アクションカムという分野では、ゴープロ(GoPro)の他にもSONYやPanasonicなども商品を発売していますが、そのパイオニア的存在であるゴープロ(GoPro)は圧倒的な支持で市場を牽引しています。
その理由は「ユーザーの体験」を第一に考えた商品作りにあると思います。これはアメリカの他の企業、例えばAppleやfacebookなどにも言える事だと思いますが、単に性能やデザインだけではなく、「ユーザーがその商品を使って何を体験するのか」を考えて商品が作られています。「Be a HERO」ゴープロ(GoPro)のキャッチフレーズがそれを物語っています。
「GoProを使っている、というだけで何だか楽しくてワクワクする」それがゴープロ(GoPro)の魅力ではないでしょうか。
皆さんもこの夏ゴープロ(GoPro)デビューしてみてはいかがですか?
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