配布用DVDの作り方のコツ
2021/09/24
今回は、配布用DVDの作り方のコツということで、会社の資料や同窓会の思い出DVDなど、これから配布するために何らかのDVDを作る必要がある方を対象に、いかに不具合が少ないDVDを作ることができるのか、そのコツをいくつかお伝えしたいと思います。
DVDの種類と作る工程
まず、DVDには大きく2種類あります。1つ目がDVDプレヤーで再生しテレビなどで視聴することを想定した「DVDビデオ」と、2つ目はパソコンで扱うファイルを記録した「データDVD」です。
配布用のDVDを作る際の工程は、大きく3つあります。まずDVDの中身のデータを作成します。次に作成したデータをDVDに焼きこむ工程です。そして配布するために必要枚数分DVDを複製します。以下では各々の工程で注意すべきポイントを見て行きたいと思います。
Point 1 テロップやタイトル文字は画面の端ギリギリには配置しない
DVDビデオの場合、パソコンではなくDVDプレーヤーで再生しテレビ画面で見ることが想定されますが、図1のようにテレビ画面は元の映像のすべてが表示されているのではなく、外側部分に画面に表示されないエリアがあるのです。このちゃんと映る部分のことを「テレフレ」とか「セーフティーゾーン」と言います。これを意識してタイトルやテロップ文字を配置しないと、文字が欠けて見えなくなってしまうので、気を付けましょう。
DVDに焼く際の注意点
Point 2 データDVDは必ずクローズしましょう
データDVDのデータをDVDに焼きこむ際は、必ずクローズ処理(追記禁止処理)を行いましょう。クローズ処理を行いわないと、配布した先でそのDVDを見ると、一部のデータが見えなかったり、不具合が発生する可能性があります。クローズ処理は、データの焼き込みを行うソフトには必ずそれを行う設定があるはずです。
クローズ処理ができているかどうかを確認する方法は、パソコンでDVDの容量を見た時に、空き容量が存在する場合はクローズ処理がされていない、逆に空き容量が0の場合はクローズ処理がされているということになります。
DVDを複製する際の注意点
Point 3 DVDビデオは専用ソフトで複製する
DVDビデオを複製する時、DVDビデオの中身のフォルダー”VIDEO_TS”や”AUDIO_TS”フォルダーをパソコンにコピーして、それを単純にDVDに書き込むだけでは、DVDビデオとして正常に認識されない場合が多いのです。その理由は、DVDビデオはその規格に準拠した形式でDVDに焼き込まないと、正常なDVDビデオにならないからです。
DVDを焼きこむための専用ソフトを使用すると、そうした設定を自動で行ってくれます。なので、DVDビデオを複製する際は、図3に挙げたような専用ソフトを使用することをお勧めいたします。
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